- マンダラチャートとは何か、大谷翔平が17歳で使ったシートの中身
- 子育てパパが「資産・育児・仕事」を1枚に落とし込む具体的な書き方
- 「40代でFIRE」を目標に実際に書いたマンダラチャートの中身
- 「書いて終わり」にならない週1振り返りの習慣化メソッド
- 無料で使えるテンプレートの入手先
「資産形成もしたい、育児にもちゃんと向き合いたい、仕事もがんばりたい」——子育て中のパパなら、こう思いながらもどこから手をつければいいかわからないという経験があるのではないでしょうか。
私もそうでした。やることは頭の中にあるのに、整理できないまま1日が終わる。そんなときに出会ったのがマンダラチャートでした。
大谷翔平選手が17歳のときに使ったことで有名なこのシートを、子育てパパ版にアレンジして実際に書いてみたところ、バラバラだった目標が1枚の紙にスッキリ収まりました。この記事では、その中身をそのまま紹介します。
大谷翔平が17歳で作ったシートの中身
マンダラチャートが広く知られるようになったのは、大谷翔平選手が花巻東高校の1年生(17歳)のときに作ったシートが公開されたことがきっかけです。
中心の目標は「ドラ1 8球団」——8球団からドラフト1位指名を受けること。その目標を達成するために周囲の8マスには「コントロール」「キレ」「スピード160km/h」「変化球」「運」「人間性」「メンタル」「体づくり」という8つの要素が並びます。
特に注目したいのが「運」の枠です。「ゴミ拾い」「部屋そうじ」「審判さんへの態度」「あいさつ」「プラス思考」など、目に見えない「運」を具体的な日常行動に分解して書き込んでいました。大きな夢を「今日やること」に落とし込む力——それがマンダラチャートの本質です。
「大谷選手の話でしょ?自分には関係ない」と感じるかもしれません。でも、この構造は野球に限った話ではありません。
中心マスに「40代でFIRE」と書いて、8つのテーマを埋めてみました。大谷選手の「ドラ1 8球団」とまったく同じ構造で、自分の人生目標が具体的な行動に変わります。「FIRE」という大きすぎる目標が、毎日できる小さな行動に分解されたとき、初めて「動ける」という感覚がありました。
🚀 マンダラチャートの作り方:3ステップで完成

マンダラチャートは9×9の81マスで構成されています。まずは紙1枚、またはCanva(無料テンプレートあり)やマンダラチャート公式サイトを使ってシートを用意しましょう。
- STEP1:中心マスに「大目標」を1つ書く(私の場合:「40代でFIRE」)
- STEP2:周囲の8マスに目標達成のための「主要テーマ」を書く
- STEP3:各テーマの外側8マスに「具体的な行動」を書く
STEP3まで埋めると64個の具体的な行動が出来上がります。最初からすべて埋めようとしなくて構いません。まずはSTEP1〜2の27マスから始め、週1回の見直しのたびに少しずつ埋めていくやり方が続けやすいです。なお、Canva Proを使えばデジタルで管理・更新できて便利です。
👨 40代パパが実際に書いた中身:8テーマの全公開
実際に私がマンダラチャートを書いたとき、中心マスに入れたのは「40代でFIRE」でした。抽象的に聞こえますが、8つのテーマに分解すると、やるべきことが一気に見えてきます。
- ① 資産形成:新NISA・貯蓄・副収入
- ② 育児:子どもとの時間・教育・会話の質
- ③ 仕事(本業):スキルアップ・評価・職場関係
- ④ 副業:ライター・収益化・クライアント獲得
- ⑤ 健康:睡眠・運動・食事管理
- ⑥ 家族関係:パートナーとの対話・感謝・家事分担
- ⑦ 学び:読書・FP知識・投資リテラシー
- ⑧ メンタル:気分転換・趣味・自己肯定感

「① 資産形成」のマスを埋めるとき、私の場合はこうなりました。新NISAの積立は現在月1万円。副業の収益が安定するまで少なめにして、その分を副業の仕事ツールや学習費に回しています。固定費は格安SIMへの乗り換えと入りっぱなしだった保険の解約で見直し済み。家計の見直しで浮いた分が、じわじわと積み上がっています。
「④ 副業」のマスには「月10万円超えを達成する」を中心目標に置き、「案件数を増やす」「単価を上げる」「得意ジャンルを深掘りする」という行動を書き込みました。ライターとして動いていると、どうしても目の前の案件に追われがちです。でもマスに書くと「単価交渉をいつ動かすか」が可視化されて、動くタイミングが生まれやすくなりました。
一番手が止まったのは「⑧ メンタル」でした。本業にストレスがあることは正直わかっていましたが、マスを埋めようとすると「何をしたらいい?」と詰まりました。ただ、「書けない」という状態自体が現状認識になったと思えたとき、少し楽になりました。今は「週1回サウナに行く」「月1回、愚痴を吐き出せる場を作る」などを入れています。
「② 育児」のマスは、夜勤が多い私には切実でした。月の半分近く、子どもと一日通して会えない日があります。そこで発想を変えて、「会えない日のことは書かない、会える日に何をするか」だけをマスに入れることにしました。「帰宅後15分一緒に本を読む」「土曜の朝ごはんを一緒に作る」——シンプルですが、これが一番リアルに動ける行動でした。
「家計アプリで管理してるのと何が違うの?」という声もあると思います。
家計アプリは「お金の見える化」、マンダラチャートは「人生全体の見える化」です。お金だけでなく、育児・仕事・健康・メンタルまで1枚で俯瞰できるのが違い。私の場合、マネーフォワードで数字を確認しながら、マンダラチャートで「次の行動」を決めるという使い分けをしています。
家計の数字管理にはマネーフォワード MEのような自動集計ツールが便利です。有料のプレミアムプランにすると、連携口座数の上限なし・資産推移グラフの長期表示など、家計管理の精度がさらに上がります。
週1回の振り返りが「書いただけ」で終わらせない鍵

マンダラチャートを書いて満足してしまうのが、最もよくある失敗パターンです。大谷選手もシートを壁に貼って毎日確認していたと言われています。
子育てパパが続けるためのおすすめは「週1回・10分の振り返り」。子どもが寝た後や休日の朝に、以下の3点を確認するだけでOKです。忙しいパパが習慣を続けるコツについては、朝10分の習慣で人生を変える方法も参考にしてみてください。
- 実行できた行動に✓をつける(達成感が継続のモチベーション)
- できなかった行動の理由を1行メモする(責めず、改善だけ考える)
- 来週重点的に取り組む行動を1〜2個選ぶ
振り返りを習慣にするなら、スマートフォンの習慣化アプリを使うのも手です。「みんチャレ」や「マイルーティーン」などは無料で使え、行動の記録と可視化ができます。マンダラチャートの行動リストをそのままアプリに登録してみましょう。
大事なのは「完璧にやること」ではなく「週1回でも確認し続けること」。8割達成でも十分に前進しています。
📝 まとめ:資産・育児・仕事、全部諦めなくていい
本記事では、マンダラチャートを子育てパパの資産形成・育児・仕事に応用する方法を、実際の記入例を交えながら解説しました。難しいツールは必要ありません。紙1枚とペンがあれば今日から始められます。
- マンダラチャートは9×9の81マスで目標を行動に分解するシート
- 大谷翔平は17歳で「ドラ1 8球団」を中心目標にこの手法を活用した
- 「40代でFIRE」を中心に置き、資産・育児・副業・メンタルを8テーマで分解した
- 週1回10分の振り返りで「書いて終わり」を防ぐ
- 家計アプリや習慣化アプリと組み合わせると効果が高まる
資産形成・育児・仕事、どれも諦めなくていい。マンダラチャートを使えば、1枚のシートで3つが同時に動き始めます。まずは中心マスに「自分の目標」を1つ書き込んでみてください。