家計改善

AppleCare+は2年でいくら?iPhoneの画面修理5万7,800円と比べた損益の分かれ目|年収500万円台パパが試算

画面が割れたスマホを見つめて悩む眼鏡のパパ

新しいiPhoneを買うと、レジの前で必ず聞かれるのが「AppleCare+はどうしますか?」です。月1,540円と言われると安く感じますが、2年分を足すと3万円を超えます。

入るか入らないかは、気分ではなく「2年分の保証料」と「保証なしで壊したときの修理代」を並べれば決められます。Appleの公式ページの料金だけで計算しました。

比べているのはiPhone 17と17eの数字です。上位モデルは保証料も修理代も高くなるので、同じ手順で公式の料金に置き換えてください。

💡 結論:画面を割らなければ3万800円は戻らない
  • iPhone 17のAppleCare+は年払いで2年3万800円(月払いなら3万6,960円)
  • 保証なしで画面を割ると修理代は5万7,800円。入っていれば3,700円
  • 損益の分かれ目は「2年のうちに画面を割る見込みが約57%より高いか」
  • 背面ガラスだけの破損なら、保証なしのほうが6,700円安い
📌 この記事でわかること
  • AppleCare+の保証料は2年・3年でいくらになるか
  • 保証なしの修理代(画面・背面ガラス・その他の損傷・バッテリー)はいくらか
  • 壊し方別に、入った場合と入らなかった場合の差額
  • 入ったほうがいい家庭・入らなくていい家庭の線引き
  • 加入は購入日から30日以内という期限

月額で見ると「コーヒー数杯ぶん」の感覚でした。24か月ぶん掛け算してみて、3万円を超えるのは正直意外でした。


AppleCare+は2年でいくら?月払いと年払いで6,160円違う

2026年9月24日時点で、AppleのオンラインストアでiPhone 17・iPhone 17eに付けられるのは「AppleCare+ 盗難・紛失プラン」です。支払いは月払いか年払いで、解約しない限り自動で更新されます。

機種月払い×24か月年払い×2年
iPhone 171,540円→36,960円15,400円→30,800円
iPhone 17e1,340円→32,160円13,400円→26,800円
Apple公式オンラインストアの表示価格(税込・2026年9月24日時点)

同じ保証でも、年払いにするだけでiPhone 17なら1年3,080円、2年で6,160円安くなります。2年以上使うと決めているなら、年払いのほうが有利です。1年たたずに買い替えるかもしれないなら、月払いのほうがやめやすく身軽です。

もう1つ押さえておきたいのが、保証料とは別に、修理のたびにサービス料がかかることです。無料で直るわけではありません。

壊れ方AppleCare+加入時の自己負担
画面または背面ガラスの損傷3,700円
その他の偶発的な事故による損傷12,900円
盗難または紛失12,900円(1年間に2回まで)
Apple「料金および自己負担額」のiPhoneの欄(税込)

加入の期限は購入日から30日以内です。Appleは「AppleCare+は、保証の対象となる製品の購入日から30日以内に購入する必要があります」と明記しています。レジで即決しなくても、30日のあいだに「設定」アプリから申し込めます。


割れたスマホの画面ガラスを手に持つイメージ

保証なしのiPhone修理代はいくら?画面は5万7,800円

比べる相手は、保証に入らずに壊したときの修理代です。Appleのサポートページに、保証対象外の修理料金の見積額が機種ごとに載っています。

保証なしの修理iPhone 17iPhone 17e
画面の損傷57,800円41,800円
背面ガラスの損傷27,800円27,800円
その他の損傷119,800円96,800円
バッテリー修理17,200円17,200円
Apple「AppleによるiPhoneのサービスと修理」の見積額(税込・2026年9月24日時点)

本体についてくる1年間の保証は、落としたり水に濡らしたりした損傷には使えません。Appleも「保証は、過失や事故による損傷や、通常の使用によるバッテリーの劣化には適用されません」と書いています。

つまり、画面を割ったら保証なしなら5万7,800円を一度に払うことになります。この金額を家計から今すぐ出せるかどうかが、あとで線引きの軸になります。

画面より背面ガラスのほうが安いのは意外でした。「割れたら全部高い」と、ひとまとめに思い込んでいました。


AppleCare+は元が取れる?壊し方別の差額で比べる

ここからが本題です。iPhone 17を2年使い、保証は年払いにした場合で、「保証料+自己負担」と「保証なしの修理代」を壊し方ごとに並べます。

2年のあいだに入った場合入らなかった場合
一度も壊さない30,800円0円
背面ガラスを1回34,500円27,800円
画面を1回34,500円57,800円
水濡れなどその他を1回43,700円119,800円
iPhone 17・年払い15,400円×2年で計算。安いほうを太字にしています

壊さなければ3万800円がまるごと出ていくだけで、背面ガラスの破損でも保証なしのほうが6,700円安い。保証が得になるのは、画面か、それより大きな損傷のときです。

🧮 損益の分かれ目はどこ?
2年分の保証料30,800円
画面1回で浮く額(57,800円−3,700円)54,100円
30,800円 ÷ 54,100円約56.9%

→ 2年のうちに画面を割る見込みが 約57%より高い人 なら、入ったほうが得です。画面を割るのは多くて1回という前提の計算で、2回割れば保証ありのほうが大きく得になります。

同じ計算をiPhone 17eですると、分かれ目は約70%に上がります(2年26,800円÷38,100円)。本体が安いぶん修理代も安く、保証の元を取るのが難しくなるからです。

さらに、長く使うほど保証料は積み上がります。

iPhone 17を3年使うと保証料は4万6,200円。画面を1回割っても差は7,900円しか残らず、分かれ目は約85%です。iPhone 17eを3年なら、画面を1回割っても保証なしのほうが2,100円安くなります。

ただしAppleCare+に入っていると、容量が本来の80%未満に落ちたバッテリーの交換(保証なしだと1万7,200円)が追加料金なしになります。iPhone 17eを3年使い、画面1回に加えてバッテリーも替えるなら、保証ありのほうが1万5,100円安くなる計算です。

盗難・紛失は計算が別です。保証がなければ本体を買い直すことになるので、損失は修理代より大きくなります。外出が多い・子どもが持ち歩くなど、なくす心配が大きい端末は、この1点で入る理由になります。


スマートフォンを分解して修理しているイメージ

スマホの延長保証はいらない?入る家庭・入らなくていい家庭

ここまでの数字から、線引きは2つの質問で決まります。「画面を割る見込みは高いか」と「5万7,800円を今すぐ出せるか」です。

✅ 入ったほうがいい家庭
  • 子どもに持たせる・子どもが触る時間が長い端末
  • 過去2年のうちに画面を割ったことがある人の端末
  • 修理代の4〜12万円を貯金から出すと、生活費が回らなくなる
  • なくす・盗まれる心配が大きい使い方をしている
🙆 入らなくていい家庭
  • ケースと画面フィルムを付けていて、割った経験がない
  • 生活防衛資金があり、修理代を払っても家計が揺れない
  • 安いモデル(iPhone 17eなど)を3年以上使い、バッテリー交換は自費でかまわない
  • 家族の台数が多く、全台に付けると2年で数万円になる

家族の台数も効きます。夫婦2人がiPhone 17に年払いで入ると、2年で6万1,600円です。全員一律に付けるのではなく、壊しやすい1台だけに付けるという選び方もできます。

入らないと決めた場合は、保証料と同じ額を「修理用」として貯めておくと、いざというときに慌てずに済みます。年1万5,400円を2年貯めれば3万800円で、背面ガラスの修理代なら払えます(画面の5万7,800円には届かないので、残りは生活防衛資金から出す前提です)。

「入るか・入らないか」の二択ではなく、「どの1台に入るか」で考えると、ずいぶん決めやすくなりました。

キャリアの補償サービスや、ほかのスマホ保険を検討するときも、比べる数字は同じです。2年分の保険料・壊したときの自己負担・保証なしの修理代の3つを、それぞれ公式の料金表で並べてみてください。

通信費そのものを下げたい場合は、保証より先にプランを見直すほうが効きます。格安SIMへの乗り換えで夫婦の通信費を月1万円下げた手順もあわせてどうぞ。


まとめ:保証料は「割る見込み」と「払える額」で決める

📝 この記事のまとめ
  • iPhone 17のAppleCare+は年払いで2年3万800円。月払いより6,160円安い
  • 保証なしの画面修理は5万7,800円、加入時の自己負担は3,700円
  • 2年で画面を割る見込みが約57%より高いなら加入が得(iPhone 17eは約70%)
  • 背面ガラスだけの破損なら、保証なしのほうが安い
  • 3年以上使うほど保証料は積み上がる(ただしバッテリーの無料交換は保証ありの強み)
  • 加入は購入日から30日以内

保証は「安心を買うもの」ですが、その安心に2年で3万円を払う価値があるかは家庭によって違います。割りやすい1台と、修理代を払える貯金があるかどうか。この2つを確かめてから決めれば、あとで後悔しにくくなります。

毎月出ていく固定費は、スマホの保証のほかにもあります。一度見直せばずっと効くものから順に手を付けるのが近道です。

⚠️ この記事の前提
  • 料金はいずれも2026年9月24日時点のApple公式サイトの表示(税込)です
  • 修理代は保証対象外修理の見積額で、最終的な料金は診断・検査のあとに確定します。Apple正規サービスプロバイダは独自に料金を決めています
  • 「2年」「3年」はモデルケースで、わが家の機種や加入状況を示すものではありません
  • 保証の内容・料金は変更されることがあります。加入前に必ずApple公式でご確認ください

執筆:papakakei.com 編集部